2009年春、「開成高校」の合格者数No.1を達成した早稲田アカデミーが「早稲アカ 開成クラブ」を開設しました。「早稲アカ 開成クラブ」は、早稲田アカデミーの卒塾生が開成高校に進学したあとのフォローをするのが目的で、大学受験などの相談に応えるものです。
「早稲アカ 開成クラブ」の場所は、開成中学・高校があるJR西日暮里駅から徒歩1分にある早稲アカ西日暮里校の3号館を改装して開設し、学校帰りにいつでも立ち寄れるという利便性に加え、使いやすさに徹底的にこだわった机や椅子が並ぶ快適な自習室、休憩用ラウンジ、入学試験の過去問題を検索できるデータベースを自由に使えるPC環境、受験参考書などが用意されています。
また、大きな特徴は、開成高校から東大に合格した早稲アカOB(卒塾生)によるチュータリングが受けられることです。
これによって早稲田アカデミーは開成高校生の取り込み、早稲アカ卒塾生はもとより新規の開成の生徒を獲得し、その上でたとえば、
「開成高校の東大合格者数の50%は早稲アカ開成クラブ生」などの打ち出しを狙っているのではないでしょうか。
早稲田アカデミーはこれまで合格実績にしても「早慶附属」など人気ながらもニッチな分野での「合格実績No.1」を売りにして成功してきましたが、今回の「開成クラブ」はそれの高校版で、その中でも「開成高校」という限定した範囲でなおかつ数字のとれる分野を狙ってきたものと思われます。
開成高校の東大合格者数は確実に見込める市場ですが、早稲田アカデミーが開成高校生をどれだけ引き込めるかは注目です。